==油菜==

==油菜==
原産地は地中海沿岸です。 日本には奈良時代に伝わり、最初は葉を食べる野菜でしたが、安土桃山時代から油(菜種油)を絞るために栽培されるようになりました。その後江戸時代に普及した行燈用に菜種油が使われるようになって、全国的に栽培が盛んになりました。綺麗な黄色い花の咲いた後にできる細長い莢状の実の中に、1
ミリ位の種が沢山入っています。これを絞って取るのが菜種油です。
野菜として食べる場合には、1月〜4月頃、「菜花」と呼ばれる「菜の花のつぼみと茎葉」の部分を収獲しますが、菜花の部分を取ったあとの葉茎もまた食用となります。
栄養面では、カロチン、ビタミンB、C、カルシウム、鉄分などが豊富です。
茎の切り口がみずみずしく、緑の濃いものを選びましょう。

==ピーナッツバター==

==ピーナッツバター==
ピーナッツとか南京豆とも呼ばれる落花生という名前は、花が落ちた所の土の中に豆が入ったサヤが出来るように見えるために落花生とついたそうです。
ピーナッツには、オレイン酸やリノール酸が豊富で、コレステロール抑制の効果があります。また、ビタ ミンE・B、アルコールの代謝を促すナイアシン、抗酸化力が強いレスベラトロール、腸内善玉菌のビフィズス菌を増やすオリゴ糖や食物繊維も豊富です。ミネラル成分ではマグネシウ ムやカルシウムや亜鉛などを含みます。
このピーナッツを煎ったもの(市販のものはほとんど煎ったものです)をすり鉢やフードプロセッサなどですり潰し、そこに塩と砂糖又は蜂蜜、なめらかにするためにバターやマーガリンなどを加えて混ぜあわせたものがピーナッツバターです。単にパンに塗るのみならず野菜と和えたりいろいろと応用が効くようです。

==サラダ菜==

==サラダ菜==
サラダ菜と言えば、サラダの下敷に盛り付けられて出されたりと、脇役のイメージがありますね。しかし、サラダ菜は主役をしっかり引き立ててくれる名脇役なんですよ。
サラダ菜はキキョウ目キク科の植物でレタスの仲間です。ほかのレタス類に比べて葉の緑が濃くて葉が柔らかく、結球がゆるやかでほのかな甘味とさわやかな苦味があります。
栄養面では、ビタミンA・B・C・E、鉄、カルシウムなどが豊富で、なかでもビタミンAと鉄がとても豊富で、貧血、肌荒れ、便秘、風邪、骨粗鬆症などに効果があります。
選ぶ時には葉が厚くて、葉の色の濃いものがよいでしょう。