==エリンギ==

==エリンギ==
エリンギはキシメジ科ヒラタケ属のキノコです。
原産地は南ヨーロッパ、中央アジアなどの草原地帯で、そこに自生するセリ科の植物のエリンジウムの枯死した根部に寄生して発生するきのこです。ヨーロッパでは昔から食用に用いられてきました。日本ではエリンジウムが自生していないためエリンギも発生しないため、栽培されたものが売られています。学名がプレオロータス・エリンジということから、「エリンギ」と呼ばれるようになりました。
日本では1990年代中頃、愛知県の愛知県林業センターで栽培が行われ、その後急速に生産が拡大しました。甘みがあって歯応えがよく、マツタケやアワビに似た食感と価格の安さから人気のきのこです。
比較的日持ちのよいエリンギですが、選ぶときにはカサのふちが巻き込んでいて、柄の部分が白くて硬いものを選びましょう。
栄養面では、食物繊維・ビタミンB・ビタミンD・ナイアシンなどを含みます。とくに食物繊維とナイアシンは、とても豊富です。ナイアシンは皮膚や粘膜の正常に保ち、アルコールの分解も促進しますから、お酒のお供にもお薦めですね。

==コリアンダ(パクチ)==

==コリアンダ(パクチ)==
アジア料理や中南米料理などに使われるコリアンダ(パクチ)。日本では「カメムシ草」といわれるように、日本人にとってはなかなか馴染めない香りのお野菜ですね。その独特な香りはアロマオイルとして抽出されて使われてもいます。
二昔程前に私がメキシコに行った時にもほとんどの料理にふんだんに使われていまして、最初のうちは除けて食べていましたが、あまりの多さに妥協して食べるようにしているうちに好きになってしまいました。ところが先日、台湾料理のお店で久しぶりに「パクチ」が出てきまして、20年余の月日はまたこの香りを苦手にさせておりました。もちろん「やーこさん」も苦手なようでしたね。
コリアンダはセリ科の植物で、完熟した種子・花・葉茎・根などがそれぞれの香りを活かしていろいろな用途に使われます。草丈50cmほどの細い茎の柔らかな葉っぱです。

==プレミックス(調製粉)==

==プレミックス(調製粉)==
小麦粉にベーキングパウダー、卵、牛乳、砂糖を加えて混ぜて焼くだけで簡単に出来上がるホットケーキ。パンケーキとも呼ばれますがどちらも同じものだそうです。
ホットケーキと言えば子供の大好きなお菓子ですが、大人だって大好きです。私も焼きたてにバターとメープルシロップをたっぷりかけて頂くのを想像しただけでほんと幸せになれます。
フライパンで1枚で作るホットケーキはアメリカで生まれたそうです。日本では大正時代に東京の百貨店の食堂でメニューに載りましたが、その頃は『ハットケーキ』と呼ばれていたそうです。ちょっといい発音ですね。現在では『ホットケーキミックス』と言う名前などで小麦粉にベーキングパウダーや砂糖を加えたものが売られていますね。あとはそれに牛乳と卵を加えて混ぜて焼くだけで美味しいホットケーキが出来上がるわけです。
このホットケーキミックスを含めて、お好み焼き粉やピザ用の生地の粉、天ぷら粉、から揚げ粉など小麦粉に予めいろいろと混ぜてある粉をプレミックス(調製粉)と言います。1840年代にアメリカで初めて作られたプレミックスは、小麦粉に酒石酸と重曹を混ぜたもので『セルフライジングフラワー』と言われました。その後小麦粉以外にもとうもろこし粉、そば粉などのプレミックスも開発され、ドーナッツミックス・ケーキミックス・ビスケットミックスなどいろいろなプレミックスが開発されました。それからしばらく経った1950年代になって、日本でも加糖のホットケーキの素が発売され、日本の製菓会社や製粉会社などでプレミックスが本格的に生産されるようになりました。
あぁ、今晩のメニューはホットケーキがいいなぁ〜