==玄米==
収穫した米から、籾殻(もみがら)だけを除いたものが玄米です。
そして、玄米からぬか層を除き、胚芽を80%以上残したものが胚芽精米で、ぬかと胚芽を完全に取り除いたものを精白米といいます。
この精白米にするために取り除いてしまうぬか層や胚芽には、ビタミンE・ビタミンBや食物繊維、鉄・リン、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛、カルシウムなどのミネラルが豊富で、玄米には白米に比べて、それらの成分が何倍も含まれてます。
しかし、玄米の表皮は水が通りにくく、そのため少なくても3時間以上、一晩6時間位水につけることが必要です。難しいと言ってもただこれだけです。玄米ご飯は歯ごたえがあり、噛めば噛むほどおいしいものです。
また、最近話題の『発芽玄米』は、玄米が0.5〜1mm芽を出したもので、軟らかくて消化がよく、『GABA』(ギャバ)と呼ばれる『ガンマ−アミノ酪酸』がとても豊富です。
『GABA』は睡眠中に体内で生成される物質で、血圧を下げ、中性脂肪を抑え、肝臓のはたらきを高め、神経を鎮める効果があります。白米にもわずかながら含まれる『GABA』ですが、発芽玄米にはその約10倍も含まれます。
==野菜の水煮缶詰==
==野菜の水煮缶詰==
私は昔から缶詰が好きな方です。家に缶詰が沢山あるとなんだか安心するんですね。スーパーに行っても缶詰コーナーの前はゆっくり通るようになってしまいます。お肉やお魚を食べていた頃にはほとんど必ずシーチキンやサンマの缶詰などを、やーこさんに内緒でこっそりスーパーのレジカゴに入れていました。
野菜の水煮缶詰にはコーンやマッシュルーム、トマト、大豆など様々ですが、トマトなどは完熟で栄養面ではとても理想的です。お料理の素材としてとても便利な保存食です。
==生クリーム==
==生クリーム==
我が家では今コーヒーブーム。やーこさんは勿論ブラックコーヒー。私はメイプルシロップと生クリームをしっかり入れていただきます。
生クリームはその成分から、「クリーム」と「乳又は乳製品を主要原料とする食品」の2つに分類されます。「クリーム」とは、搾乳したままの乳を静置しておくと、他の成分より軽い乳脂肪球がしだいに浮いてきて、上の方にできる層の部分です。乳脂肪分18.0%以上で、添加物は一切加えられていないものです。そして一方「乳又は乳製品を主要原料とする食品」とは、乳脂肪に、乳化剤や安定剤を加え、分離しにくくするなどしたもので、乳脂肪にパーム油・大豆油・なたね油などの植物性油脂を混合したものも含まれます。 植物性油脂100%のものであっても、乳成分を加えています。又、ホイップ用と記載があるものには、泡立ちをよくするように乳化安定剤が添加され、コーヒー用と記載があるものには、高温のコーヒー液の中でも乳化を保つための乳化安定剤が添加されています。
生クリームを泡立てるときには、生クリームは5℃くらいに冷えたものを使って、使うボウルなどの道具も、あらかじめ冷やしておき、ボウルを氷水などにあてながら泡立てるとよいでしょう。この時にアルミ製のボウルを使うとクリームが黒ずんでしまうので注意しましょう。
生クリームの保存は5℃前後で、衝撃や振動によって固まりができることがあるので、静かなところに保存するよう気を付けましょう。 又、臭いを吸着しやすいので、密封して早めに使い切ってください。 クリームはそのままでは冷凍保存できませんが、ホイップしたものは冷凍保存できますので便利です。
栄養面では、脂肪以外にも原料の牛乳に由来するカルシウムなどの栄養が含まれており、乳脂肪の割合が多いものほどビタミンAが豊富です。