==柚子==

==柚子==
柚子はミカン科の植物です。みかんよりも実の表面はでこぼこしていて酸味が強く、鍋物や吸い物の香り付けに使われますね。冬至の日には柚子湯としておふろに浮かべられるのも御機嫌ですね。
柚子はクエン酸他の有機酸類が豊富で、疲労回復に効果があり、またビタミンCや、血圧低下、脳卒中、心筋梗塞の予防に効果があるビタミンPも含んでいます。そしてなにより爽やかな香りのもとであるリモニン、ノミリンには、鎮痛作用、抗炎症作用、殺菌作用などがあります。
見た目は小さくて可愛らしいけど、いろいろと優れたところが多いようです。

==サラダ油==

==サラダ油==
サラダ油は、大豆・菜種・ヒマワリ・とうもろこし・オリーブ・綿実・米を原料として作られる植物油で、クセがなく、冷えても濁らず、生でサラダなどにドレッシングとして使用できることからこう呼ばれています。
作り方は、まず圧搾や抽出という行程を経て絞り出します。圧搾とは圧搾機を利用して物理的に原料が搾られ、また抽出は、脂肪を溶かす「ノルマルヘキサン」という有機溶剤に原料を入れ加熱し、油を溶け出させた後圧搾し、その後加熱して有機溶剤を蒸発させて油と分離します。
絞り取った油の精製は、「湯洗い」「白土」「活性炭」などを使って行ないます。「湯洗い」は、油に湯を入れて撹拌し、お湯の中に水溶性の不純物を溶け出させて、そのお湯を抜き採ります。また、「白土」という土や活性炭を入れて、匂いや色をそれに吸着させて除去したりもします。
栄養面では、にんじんやピーマンなどの緑黄色野菜に含まれているビタミンAは脂溶性ビタミンで、油と一緒に食べることでビタミンAの吸収率が5~6倍となります。
また、でんぷん質の消化に欠かせないビタミンB1の効果を上げる作用もあり、ビタミンCを含む野菜の調理に使用することで、ビタミンCが破壊されにくくもしてくれます。それから植物油は、ビタミンEを豊富に含んでもいます。

==トマトケチャップ==

==トマトケチャップ==
人間が生きてゆくには食べるという行為は欠かせないものです。でもなんだか食欲がない時もあるもの、そんな時には赤色を食卓に取り入れるといいですよ。赤って色は食欲を誘う色ですから。器の色でも食材の色でも赤色を一つ彩りに加えてみて下さい。
トマトが赤くなると医者が蒼くなるという諺があるように、単に食欲を誘う色である以外に、トマトの栄養価はとても高いものです。そんなトマトが主原料のトマトケチャップですから安心して使えますね。トマトと玉ねぎ・にんにく・塩・砂糖・酢・香辛料(シナモン・ナツメグ・クローブ・コショウ・粉唐辛子)などを一緒に煮込んで作られますが、自家製のものもなかなかいいですよ。