==おから==
大豆から豆乳を絞ったときに残るのがおからです。おからは「うのはな.きらず」などと呼ばれることもあります。ちょっと前には産業廃棄物の様な扱いを受けていたおからですが、栄養面では、食物繊維やタンパク質、脂質、カルシウム、大豆イソフラボン、ビタミンB1などを豊富に含み、食物繊維は、豆乳の50倍、たんぱく質も、豆乳の3倍以上含んでいます。また、話題の活性酸素の働きを抑える作用のある大豆イソフラボンも豆乳の半分含んでいます。そして豊富な食物繊維は、腸内環境を整えてくれる働きもあります。おから改めおたからにしてもいいくらいですね。
==レタス==
==レタス==
レタスの原産地は地中海沿岸から西アジアとされていま
す。キク科で旬は7〜8月。ステムレタス(茎を食べるアスパラガスレタス・サンチュ)、コスレタス(はくさいのような形)、リーフレタス(サニーレタス)、玉レタス(ふつうのレタス・サラダ菜)の種類があります。
日本には中国から伝わり、平安時代から栽培されている比較的歴史の古い野菜です。
成分の90%以上が水分ですが、ビタミンA、C、Eやカリウム、鉄分、カルシウムなどのミネラル類や食物繊維も豊富です。また、シャキッとしたさわやかな歯切れの良さがいいものです。
健康面では老化やガンを防ぐ効果、免疫力を活性化する働き、肌を若々しく保つ効果、血液の循環をよくする作用、高血圧を防ぐ効果があります。
レタスは、茎を切り取ると乳のように白い汁が出ることから、漢字では「乳草」と書き、「ちしゃ」とよびます。この成分は芯や根本の部分に特に多く含まれていて、これに含まれるラクッコピコリンという成分には、鎮静・催眠効果があるそうです。
生で食べるのが一般的ですが、油と一緒に調理すると、カロチンやビタミンEの吸収がよくなります。
選ぶときには、根元の切り口が赤くなく、葉が青々としたものがよいでしょう。
また、レタスは鉄の包丁で切ると、切り口が赤く変色するので、手でちぎったほうがよいでしょう。
==テンペ==
==テンペ==
いつものスーパーで、納豆のようで納豆でない、1個100円のセール中ということで、キャンヴァスのネタのためにも買わねばならぬと、1個買ってしまいました。
テンペとは大豆の煮豆をハイビスカスなどの葉の表面に付着しているテンペ菌を用いて発酵させた、インドネシアの伝統食品です。作り方が納豆に似ていることから、「インドネシアの納豆」とも呼ばれます。しかし納豆とは違い臭みやねばりはほとんどなく、いろんな味付けで料理に応用できます。 煮たり、焼いたり、生でも食べられます。
さらに普通の大豆に比べ栄養価が高く、良質の植物性タンパク質や、リノール酸、ビタミンB群、食物繊維、レシチン、サポニン、イソフラボンなどが豊富で.消化がよく、血中コレステロール低下作用、心筋梗塞、動脈硬化の予防、肥満と老化防止、脂肪肝、ガンの予防にも役立ちます、また、骨粗しょう症や更年期障害防止の効果もあります。