==卵==

==卵==
遠足のお弁当の定番といえば、おにぎりと茹で卵でしょうか。茹で方は硬茹と半熟、好みの分れるところでしょうが、私は硬茹派です。
それとは変わって目玉焼はと言えば半熟派なんです。半熟の目玉焼を御飯にのせて、箸でちょっと潰した黄身に醤油を垂らしていただくのが大好きです。それから四角い専用のフライパンで焼く厚焼きの卵焼き。
少し甘目に焼いたこれに、マヨネーズをちょっと付けていただくのがまた美味しいんですよ。
一般に卵といえばにわとりの卵ですが、うずらの卵もありますね。こちらは目玉焼ではなくて、ほとんど茹でて使われるようです。
タマゴに多く含まれている必須アミノ酸のメチオニンは、がん予防に大きな働きをすることが注目されており、また、肝臓でアルコールが分解されるときに必要なアミノ酸でもあります。
また卵黄に多く含まれるレシチンは、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあるといわれています。
それから、アルツハイマー病の治療薬として期待されているコリンは、食品の中でも最も含有率が高く、タマゴに含まれるコリンは、とても吸収しやすいということです。

==山葵==

==山葵==
日本独特のハーブに山葵があります。「ワサビアジャポニカ」という学名の日本原産のアブラナ科の植物です。
私達日本人には薬味として、あまりにも親しみのある野菜ですが、意外にも食用とされているのはほとんど日本のみのようです。
薬味として使われる根茎は勿論、葉、花もそれぞれ、漬け物やおひたしなどに全て食用となり、捨てるところがありません。
食欲増進 、防腐・殺菌効果もあり、塩や酢との併用でその防腐効果は倍増するそうです。お寿司に山葵というのも頷けますね。大根などの様に、山葵は根茎の元のほうが柔らかくて香りがよく、色もきれいなので、山葵をすりおろして使う場合には、細い尖端ではなくて、元の部分からすりおろしたほうがよいそうです。タワシなどで根元の泥を洗い落としてから、風味を損ねない、金属製ではないサメ皮の様な細かい卸し板で練るようにおろします。細かくおろす程、香りや辛味が増しますが、更に辛味を増したい時には、少し砂糖を加えておろすとよいそうです。
また、一般に水を加えて使われる粉山葵というのは、西洋の山葵大根(ホース・ラディッシュ)を主原料に使ったものです。唐辛子や胡椒などとは違う、鼻にツーンとくる辛さは独特で、外国人は山葵には弱いようですね。
ところで皆さん、あのツーンに打ち勝つ方法があるんですよ。御存知ですか。ツーンときた時すかさず鼻から空気を吸い込むんです。すると…あ〜ら不思議!

==カレー粉==

==カレー粉==
カレーパンにカレーうどん、カレーピラフにカレー饅、カレーパスタにカレーグラタン、他にもまだまだあるでしょうか。
日本人は本当にカレーが好きなんですね。その大元の正体はカレー粉。といってもカレー粉は何種類ものスパイスを調合して作られる複合スパイス。スーパーに行けば、必ず置いてあるスパイスの一つでしょう。小さな赤いあの缶ですね。あんなに小さな缶の中に、飽きることのない、不思議な香りが詰まっていると思うとなんだかロマンチックではありませんか?