==ひよこ豆(ガルバンゾー)==
ここ三島には『三島大社』というとても大きな神社があります。私の家はそのまん前ですから、大社の夏祭りの時には、家から一歩出ればそこは夢のパラダイス、いわば露店のデパート状態でした。
金魚すくい、わた飴、タコ焼きにりんご飴、さくら棒にイカ焼きと、どこまでも続く露店の流れをを三日かけて見て歩き、ポケットのお小遣いと相談しながら、いろいろと思いをめぐらせたものでした。その結果、何度となくうちに連れて来られたのが『ひよこ』。かわいいですよねー「ひよこ」って。
長生きさせられないのはわかっていても、ピヨピヨ鳴きながら私の後を一生懸命ついてくるかわいさはたまりませんでした。
あの露店で売られているほとんど全てのひよこが雄ですから、例え大きくなっても玉子は生んでくれません。まあ一度として無事にニワトリとなった試しがありませんでしたけどね。なむなむ。
そんな哀愁の『ひよこ』の名前が付けられてるお豆があるんですねー。見た目がひよこの容姿に似ているからでしょうか。
エジプト豆とも言われ、原産国は西アジア。その栽培の歴史はとても古く、7000年ほど昔に遡るようです。
栄養的にはたんぱく質と食物繊維が豊富です。一番栽培が盛んな国はインドで、世界の全生産量の約7割を生産しているそうです。ここ日本では栽培されていませんので、スーパーにあるのは全て輸入品だそうですよ。
乾燥したものは一晩水につけて戻して、30分から1時間程下茹でした後に使います。ちなみに我が家で使われるものはいつも水煮缶です。ひよこ豆食べてガンバルゾー??
==ひじき==
==ひじき==
「鹿尾菜」と書いてひじきと読みますが、黒くて 短い鹿のしっぽに似ているところからきてい るようです。
ひじきは海の岩場で育ち、太さ約3mm、長さは1mくらいにまで成長し、収穫前には緑がかった褐色をしています。
収穫は春に行われ、春を過ぎると固くなり、食用には向かなくなってしまいます。一本のひじきから採れる割合は、芽ひじきが約8割、長ひじきが約2割です。
現在国内で流通しているひじきは約7割が韓国産で、あとの約3割が中国産・国内産となっており、国内の産地では長崎県・千葉県・三重県などが有名です。
栄養面では、カルシウムが豊富で牛乳の約12倍、それから食物繊維はごぼうの約7倍、そして鉄分はレバー(鶏)の約6倍と、ミネラルや食物繊維が豊富なため、血液をきれいにして、高血圧や動脈硬化の予防に効果 があります。しかし、ひじきの鉄は吸収しにくいため、ビタミンCと一緒に摂取すると鉄の吸収が促されます。
==サワークリーム==
==サワークリーム==
醗酵食品と言えば何を思い浮かべますか。世界中本当に沢山の醗酵食品があります。日本だけでも醤油に味噌に日本酒に納豆や鮒寿司などありますね。
外国にも肉や魚や豆腐や牛乳などを使った醗酵食品がいろいろあります。
サワークリームは、生クリームを乳酸菌で発酵させたものです。生クリームを殺菌したあと乳酸菌で発酵させたものと、発酵後殺菌したものがあります。
市販されているものは、発酵後殺菌したものがほとんどです。サワークリームは、さわやかな酸味があり、さっぱりとした口当たりです。クリームのような液状ではなく固まっています。
栄養的には、カルシウムなどの他にビタミンAやBなどが豊富に含まれています。