==醤油==

==醤油==
食卓の上にいつもあるもの。イタリアならオリーブオイル、アメリカならケッチャプ、中国なら香酢でしょうか。そして日本はといえば、お醤油でしょうね。エビフライやキャベツの千切りなど、何にでも醤油をかける人がいますが、何にでもあうのが醤油の魅力でもあります。世界三大料理の一つフランス料理でも醤油が使われているようですから。
醤油には、大きく分けて三種類あります。濃口醤油・薄口醤油・たまり醤油の三種類です。一般的に醤油と言えば濃口醤油を指します。濃口醤油は、醤油の生産量の全体の80%以上を占めており、主に千葉県など関東を中心に作られています。次に薄口醤油ですが、こちらは関西で発達した醤油です。色も香りも濃口醤油に比べて薄いのですが、塩分は濃口醤油よりも高く、素材の香り・味を生かした京料理には欠かせない醤油です。そして最後にたまり醤油。こちらは愛知県などを中心に発達した醤油で、味も香りも濃厚で、醤油の元祖と言われています。主に刺身や寿司のつけ醤油として使われています。

==大蒜==

==大蒜==
夏になると、やーこさんのお料理の大蒜の香りが強くなるような気がしますが、本人に聞いてみると、やはり大蒜の分量を幾分増やしていただいているようです。そのおかげ様でしょうか、ここのところ、夏バテになった記憶はありません。
その大蒜のパワーの秘密は香り成分のアリシンです。抗菌作用・血行促進・整腸作用などがあるようです。原産地は中央アジアのユリ科の植物です。

==茗荷==

==茗荷==
茗荷を食べ過ぎるともの忘れをする。そう言う言い伝えがありますが、あれは本当なんでしょうか。茗荷はしょうが科の植物で、花が咲く前の穂を採って食用にします。
原産地は熱帯アジアで、以前は中国でも食べられていましたが、現在では日本だけで食べられているようです。食物繊維が豊富でおなかにいいようです。またその香りの成分は、アルファピネンという成分で、眠気を覚まし
たり、消化促進の効果があるそうです。薬味や酢漬け、お吸い物の実などに用いられます。