==生姜==
最近『ジンジャーエール』のテレビCMをよく見ますが、あのジンジャーは生姜の事ではないでしょうか。学生時代から、映画館へ行くとあれば必ず飲んでしまうのが『ジンジャーエール』あの緑色の瓶が何故か好き。グラスに注ぎ入れれば、こはく色の泡が又美しいものです。
昔から伝えられている、民間療法で、風邪のひきはじめには、生姜汁を熱い湯に加えて呑むといいらしいですね。
千切りにしたり摺り卸して薬味にしたり、煮物に加えたり、甘酢漬にしたりと、いろいろと便利な野菜です。また根生姜は貯蔵ができて重宝します。
根生姜を若いうちに葉付きのまま収獲した葉付き生姜は、辛味が少ないのでそのまま味噌をつけて食べたり、甘酢漬けにしたりします。
==えのき茸==
==えのき茸==
おいしさの要素で、歯触りって結構重要なポイントでしょう。カリカリ、サクサク、パリパリと他人が食べている音を聞くだけでも、なんだか食欲を誘われるものです。えのき茸もそんな食材です。
キシメジ科のきのこで、味や香りは控え目ですが、歯触りは抜群です。なめ茸として、醤油などで味付けされた瓶詰も有名ですね。選ぶ時には、しまっていて軸の白いものを選びましょう。今ではほとんどが裁培物なので、一年中出回っていますね。根本から2cm程は切り落とします。きのこはどれもいたみ易いものですから、出来るだけ早く使うようにしましょう。
==梅==
==梅==
私の家の近くには、といっても車で30分位走りますけど、「熱海梅園」という梅の名所があります。熱海という町はとにかく坂道の多い所で、勿論自転車が走っているのなんか見たことありませんし、腰のまがったお年寄りが坂道を下るときにはとても危なげで心配してしまいます。そんな熱海にあるその梅園は、温泉町熱海の温暖な気候の御陰様で、毎年一月半ばから三月初めまで目にも鼻にもたのしませてくれます。花も終わり実を結び、梅雨も間近な五月になる頃には、今度は舌を喜ばせてくれる緑色の実を付けてくれます。
万葉の歌人も、水戸黄門も愛した梅は、梅干や梅酒、梅ジャムなどにして加工すると、クエン酸やリンゴ酸という動脈硬化や老化を防いでくれる成分を豊富に含むようになる健康食品です。
しかし、注意しなくてはいけないことですが、青梅を生で食べたら大変ですよ。体内で分解されて怖い青酸となるそうです。梅の原産地は中国、薔薇科の植物で世界で食材として用いるのは日本と中国だけだそうです。