==三つ葉==
子供の頃は、ほとんど誰もが苦味や辛味や酸味などは苦手なものですね。いつの間にそうした味の旨さを知り、ビールを飲みながら、ゴーヤチャンプルーをつまむ様になったのでしょうか。この三つ葉も、私にとっては苦手のものの一つでした。
一口に三つ葉と言っても、茎が白く軟らかい「切り三つ葉」、露地栽培で香りもよい「糸三つ葉」、カロチンやビタミンCが豊富な「根三つ葉」の3種類があります。今ではハウス栽培で一年中手に入りますが、旬は春から初夏にかけて。保存するときは乾燥しないように新聞紙などで巻いてから冷蔵庫にどうぞ。
==栗==
==栗==
初詣の人に賑わう三島大社の縁日、天津甘栗の露店から立ちのぼる湯気の白さが印象的でした。縄文時代には日本のほぼ全域に自生していたから栗は柴栗。人々の食料として貴重な存在でした。その後改良が重ねられて、丹波栗などの大粒の栗が作られる様になりました。現在では日本産の栗以外にも、天津甘栗で有名な中国栗や、マロングラッセなどに使われるヨーロッパ栗などが流通しています。
栄養素はその六割が澱粉で、他にビタミンBやC豊富です。鬼皮と言われる硬い外側の皮の艶のある、重いものを選びましょう。
==貝割れ大根==
==貝割れ大根==
水耕栽培と言って、思い浮かぶ野菜といえば貝割れ大根でしょうか。細くて白い茎が真っ直ぐ伸びた双葉がぎっしり詰まっていて、見た目もとても美しいものです。食べてもシャキシャキと歯ごたえも良くて美味しいものですね。
貝割れ大根は大根の双葉でアブラナ科です。その双葉の形から「貝割れ大根」と呼ばれています。生育期間は10日ほどで、水耕栽培などの大量生産が行なわれています。
ビタミンCやビタミンB、ビタミンAが豊富です。消化を促進するジアスターゼも含まれているそうです。