==ぎんなん=

==ぎんなん==
昨日から冷たい北風が吹き、ぴゅーうぴゅーうと音をたてています。小学生の頃、秋、銀杏の葉も色づいてくると、私の秋の大仕事がひかえていました。家の向いの神社の銀杏の木の実、ぎんなん拾いです。特に木枯らしの強く吹く日には、居ても立ってもいられません。スーパーのビニール袋を手に神社の大銀杏の下へ走って行ったものです。銀杏の木には雄と雌があります。ぎんなんが実るのは雌の木です。毎年決まったベストポイントが二箇所あって、交互に拾いに走ったものです。ライバルはみんなのお婆さんでしたっけ。
炭水化物、タンパク質、ビタミンA・B・C やミネラルが豊富。昔から中国や日本で薬用そして食用にされてきました。強壮、強精の薬として、夜尿症、せき、たん、ぜんそくなどにも効果があるといわれています。
しかしぎんなんには、メチルビリドキシという物質が含まれており、それが原因で呼吸困難など中毒症状が起きることがあります。子どもは7粒以上、成人は40粒以上は食べない方が良いでしょう。

==うどん==

==うどん==
西のうどん、東のそばと言われもしますが、世の中うどん派とそば派とに大きく分けられるのではないでしょうか。私はつい最近までそば派に属しておりましたが、今現在はうどん派でございます。それは何を隠そう冷凍うどんのせいなのです。近所のスーパーの冷凍食品売場で何の気なしに手に取り、かごに入れた1袋150円の冷凍うどん。濃縮スープも付いています。私はこれを丼に張った湯の中にポチャリと入れて、そこに濃縮スープを振りかけて、電子レンジで5分程あたためます。これでつるつるしこしこのかけうどんの出来あがり。これが旨い!
うどんの原材料は小麦粉と塩と水。栄養面では糖質が多く、蛋白質も豊富です。蛋白質が豊富なほど、こしが強いようです。また、見た目は違えど、名古屋の「きしめん」や山梨の「ほうとう」も「うどん」の仲間なんですと。

==きくらげ==

==きくらげ==
最近では観賞用に飼う人もあるという「クラゲ」ですが、ゆらゆらと漂う姿に心安らぐのでしょうか。しかし私は以前、海水浴場であれにめちゃくちゃさされまくり、刺された所がミミズ腫れになって体じゅうあざだらけになってしまった経験のためか、安らぐどころか恐怖心が・・・
「きくらげ」はそんな「クラゲ」さんとは違い、森の朽木に生えたりしてる、見掛け倒しでなく、本当に大人しい方でございます。いつもスーパーの乾物コーナーの『ひじき』の隣あたりに遠慮がちに並んでいます。味の方も控え目で、ほとんど歯ごたえのみですね。