==干し椎茸==
最近スーパーに行くと肉厚のおいしそうな椎茸のパックがこんもり山積になっている光景を見かけます。よく見ると中国産という文字がありました。その隣にはそれに比べて貧弱なパックがあり、見ると国内産だったり。値段も中国産の物の方が安い。でも国内産の方が売れているのか減っています。そういう私の手にも静岡県産のパックが。
干し椎茸の香りは乾燥させることによって醸成します。水分を80%位から10%位にまで減らし、これにより生椎茸に含まれているレンチニン酸に酵素が働いて、レンチオニンという香りの物質が作られます。また、椎茸の旨味成分は、グアニル酸が主体です。これは温度が60度以上になると、椎茸の酵素の働きが良くなり、多く作られます。また干し椎茸は、水戻しをしてよく煮るとますます美味しくなります。低温で5時間以上かけて水戻しをするのが良いです。戻した時の水も捨てないで使いましょう。更に健康にも良くて、肥満や高血圧、糖尿病、動脈硬化などの成人病の予防効果もあるようですね。
==人参===
==人参===
皆さんもそうかもしれませんが、私は暇な時って、気が付くと100円ショップで物色してます。陶器も殆どが中国製ですが、その品質の良さに最近では驚くことも多くなってきました。チャイナ恐るべしです。中華人民共和国の名前の表すように、この先中国は世界の中心で花開くことになりそうですね。日本もがんばらなくちゃ!
ちょっと前に隣町の100円ショップをうろついてる時に、なんと100円朝鮮人参ドリンク(現物入り)がありました。ほんとかな?と疑いつつも買って帰り、ビンをあけてみるとその香り、まさしく朝鮮人参のものでした。効き目のほうは今一つというものでしたが、あれが100円とはねー。。
さて、人参ですが・・
人参はカロチンの宝庫ですね。だけどビタミンCを破壊する酵素が入っているので、その酵素の働きを押さえるために酢と合わせると良いそうです。そのカロチンは皮の付近に多く含まれていますから、薄く皮をむく事が大切です。包丁の刃を立ててガリガリすればOKです。
細長い京人参は、香りが強く色が鮮やか。煮物などに向きます。一方、現在主流の西洋人参は、ずんぐりとしていて軟らかく、匂いも少ないです。子供向きかも・・
原産地はアフガニスタン山岳地帯。日本には中国から伝わり、江戸時代に広まったようです。最初は「胡蘿蔔:コロッボー」と呼ばれていたようですが、日本で古くから薬用として用いら
れていた「朝鮮人参」と似ていたのでその後「人参」と呼ばれるようになったそうです。ちなみに「人参」とは、人に似たものという意味だそうです。
選び方は、あまり太すぎず色が濃くて、肌のきれいなものがいいでしょう。
==グリーンピース===
==グリーンピース===
さやをあけると、仲よくならんだグリーンピース。「むきえんどう」とか「青まめ」とも呼ばれます。熟す前に収穫すれば「グリーンピース」、熟してしまえば「えんどう豆」となって蜜豆に入ったりしてます。中学生の頃に遺伝の勉強でも登場していませんでしたか。なんとその数、世界に数万種類もいるそうです。遠藤一族恐るべし!一年中缶詰などで手にはいりまが、3〜6月にでまわる生のものが風味豊かです。豆は使う直前にむきましょう。空気にふれると、どんどん皮がかたくなってしまうからです。さやのぴんと張ったふっくらしたものが良い
でしょう。成分はおもに蛋白質と糖質です。