==冬瓜===
「冬の瓜」でも夏が旬、それは「冬瓜」の驚くべき優れた保存性にあります。夏に収穫した冬瓜は、風通しのよい場所に置いておけば翌年の春までもつんです。比較的簡単に栽培できる冬瓜は、現代とは違い冬に野菜の少なかった昔の日本の家庭にとって大変重宝したようです。そんな冬瓜も世界的に見ると日本と中国くらいでしか食材として用いられてはいないようです。
原産地は熱帯アジア。日本へは朝鮮半島より渡って来たそうです。成分の殆どは水で、繊維も豊富な冬瓜です。昔の胡瓜のように表面に白く粉をふいた、緑の濃いものがいい美味しいでしょう。
==アボガド===
==アボガド===
最近ではどこのスーパーでも見掛ける「アボガド」。ギネスブックにも登場する程に、その栄養価は優秀です。古くはアステカ文明の時代から、「生命の泉」という意味で、「アファカト」とよばれていたそうです。
別名「バターフルーツ」といわれるように、植物性脂肪や蛋白質が豊富で、11種類のビタミンや14種類のミネラル成分を含んでいます。
原産地は中南米。皮の黒い、軽い弾力のあるものが食べ頃。
種子のとりかた : 真中に大きな種子が一つあるので、それを避けながら縦に切り、両手でおさえてねじると種子がとれます。
==しめじ(占地)===
==しめじ(占地)===
「においまつたけ、味しめじ」とは、昔からよく言われますが、香りは余り強くはないけれど、味はピカイチ。でも本物のしめじは人工栽培ができないものですから、スーパーなどで売られている「ほんしめじ」もじつは、「白よもぎたけ」や「ぶなしめじ」の人工栽培品です。
また、「信州やまびこほんしめじ」など最新のバイオテクノロジーを使ってつくられたものもあります。
ビタミンBとミネラルを多量に含み、コレステロールを下げる効果もあります。低カロリーで食物繊維も豊富です。軸が太くて短い、笠の色の濃いものを選びましょう。