==レシピ 196 ひりょうず==
材料
木綿豆腐1丁・大和芋30g・塩少々・醤油小匙1・牛蒡10cm・人参1/4本・乾燥ひじき大匙1・ぎんなん6個
B(だし汁カップ1/2・醤油小匙1・酒大匙1/2)
C(大根おろしカップ1・かぼす適宜・わけぎ適宜)
作り方
1.豆腐を水切りした後、ふきんで絞ります。
2.大和芋をすりおろしてからすり鉢に入れ、豆腐を入れてよくすり潰し、そこに塩少々・醤油小匙1を加える。
3.牛蒡を薄いささがきにして、人参は千切りにして、ひじきは水で戻します。
4.牛蒡と人参とひじきを鍋に入れて、そこにむいたぎんなんを半分に切って入れて、Bを加えて煮ます。
5.4の水気を切って、2とよく混ぜる。
それを手で適当な大きさに丸めて、170度に熱した油できつね色に揚げ、器に盛り付けCを添えます。
==ぎんなん=
==ぎんなん==
昨日から冷たい北風が吹き、ぴゅーうぴゅーうと音をたてています。小学生の頃、秋、銀杏の葉も色づいてくると、私の秋の大仕事がひかえていました。家の向いの神社の銀杏の木の実、ぎんなん拾いです。特に木枯らしの強く吹く日には、居ても立ってもいられません。スーパーのビニール袋を手に神社の大銀杏の下へ走って行ったものです。銀杏の木には雄と雌があります。ぎんなんが実るのは雌の木です。毎年決まったベストポイントが二箇所あって、交互に拾いに走ったものです。ライバルはみんなのお婆さんでしたっけ。
炭水化物、タンパク質、ビタミンA・B・C やミネラルが豊富。昔から中国や日本で薬用そして食用にされてきました。強壮、強精の薬として、夜尿症、せき、たん、ぜんそくなどにも効果があるといわれています。
しかしぎんなんには、メチルビリドキシという物質が含まれており、それが原因で呼吸困難など中毒症状が起きることがあります。子どもは7粒以上、成人は40粒以上は食べない方が良いでしょう。