==レシピ178 もやしと椎茸の炊き込み御飯==

==レシピ178 もやしと椎茸の炊き込み御飯==
材料
米カップ3・豆1袋・椎茸6枚・水カップ3・醤油大匙3・胡麻油大匙1・酒大匙2・塩小匙1・万能ねぎ1/2束・胡麻大匙3
作り方
1.米をたく1時間前に洗ってざるにあけて置きます。
2.豆もやしを洗ってざるにあけて置きます。
3.椎茸の石づきを切り落としてから1cm角に切り、醤油大匙1と胡麻油大匙1をまぶします。
4.炊飯器に米と水を入れ、酒大匙2・塩小匙1・醤油大匙2を入れて、上に椎茸ともやしをのせ入れて普通に炊きます。
5.炊き上がって15分くらい蒸らしたら5cmに切った万能ねぎと炒った胡麻を加えてざっくり混ぜ合わせて器に盛りつけます。

==米==

==米==
お米の栽培の歴史は古く、紀元前4000年ほど前にはインドで稲の栽培行われていたようです。その後、世界各地へと伝わり2000年程前に日本の九州に伝わってきたようです。
日本の米の収穫量は毎年1,300万トンほどですが、全世界では、毎年5億トンほどのお米が生産されています。第1位の中国、2位のインドだけで全体の7割近くを占めており、日本は第8位のフィリピンの次あたりでしょうか。
現在作られているお米は大きく二つに分けられます。日本では主流の粘りの強いお米「ジャポニカ種」と、主に東南アジアなどで作られている、細長くねばりの少ない「インディカ種」の二種類です。これらの米は含まれているでんぷんの成分がちがいます。その他インドネシアのジャワ島の品種で形は丸く大粒の「ジャバニカ種」があります。以上のようなジャポニカ種やインディカ種やジャバニカ
種といったうるち米とは別に、お餅などに使われる米のもち米があります。うるち米ともち米の違いはそのでんぷん分子にあります。米のでんぷん分子には「アミロース」と「アミロペクチン」という種類があります。「アミロース」に比べて「アミロペクチン」は粘りが強く、うるち米はアミロペクチンが8割、アミロース2割の組
成で、一方もち米はアミロペクチン100%の組成となっています。その他、古代米と言われている「赤米」や「黒米」なども、たんぱく質やビタミン・ミネラルが豊富で注目を浴びています。「赤米」も「黒米」も玄米の状態では赤や黒なのですが、精米すると白米になります。米には炭水化物・たんぱく質 ・脂質・ビタミンB・ビタミンE・カルシウム・鉄・マグネシウム ・亜鉛・食物繊維など主食として十分な栄養素が含まれています。
おいしいご飯の炊き方ですが、まずお米を研ぐ(洗う)ときに、たっぷりの水で手早く洗うこと。水に溶けた糠がお米に吸収されるのを防ぎ、美味しいご飯が炊けます。次に浸水時間は冬場は1時間位、夏場は30分位が目安です。また、十分に浸水させる時間がない場合には、ぬるま湯で炊く裏技もあります。
最近の電子炊飯器は自動で蒸らす機能がありますが、ごはんは炊き上がってから10分〜15分程蒸らします。こうすることで芯まで柔らかなごはんとなります。蒸らしが終えたらしゃもじを使ってごはんを上下を返すように混ぜましょう。このときごはん粒をつぶさないようにしゃもじでごはんを切るように混ぜましょう。この後木製のおひつに移せば余分な水分も飛んで更に美味しくいただけます。
冷蔵庫で冷めたごはんを電子レンジで加熱する時には、お水やお酒を少量ふりかけてからラップをして加熱すると、ふっくら美味しく仕上がります。