==レシピ 295 ほうれん草のポロネーズ風炒め==

==レシピ 295 ほうれん草のポロネーズ風炒め==
材料
ほうれん草1束・卵1個・バター大匙3・パン粉1カップ・粉チーズ大匙3・レモン汁小匙2・塩少々・胡椒少々
作り方
1.ほうれん草は茹でてから水気を絞って3cm位の長さに切り、フライパンにバター大匙2を溶かしたところに加えて炒め、塩・胡椒で味を整えます。
2.卵を固茹でにして殻をむいてみじん切りにします。
3.パン粉をバター大匙1できつね色に炒めて、そこに粉チーズを加え混ぜながら少し炒めます。
4.ほうれん草を器に盛り付け、卵とパン粉を上にのせて、レモン汁をかけていただきます。

==レモン==

==レモン==
現在とてもポピュラーな果物のレモンですが、『檸檬』という漢字を書ける人はあまりいないのではないでしょうか。私も読めるけど書けません。
レモンの原産地はインドのヒマラヤ西部。12世紀頃アラビア人によりスペインに伝えられ、その後ヨーロッパ各地に広がっていったといわれています。その時代、長い航海のときにビタミンC補給のためにレモンを持って行くことで、壊血病になるのを予防していたそうです。このこともありレモンは各国に持ち込まれ、広まっていっ
たのでしょう。
現在ではアメリカ、メキシコ、イタリア、スペイン、オーストラリアなどがその主な生産国です。日本には明治時代初期に伝わり、1960年代になって一般に普及していったようです。国内産地としては、広島、愛媛、熊本などが挙げられます。
レモン1個には平均して90mgのビタミンCが含まれており、意外なことにその半分は皮に、あとの半分が果肉に含まれています。しかし現在日本国内に流通しているレモンのほとんどは輸入品。海外から輸入されるものは、カビ予防などの目的で収穫後農薬を散布されるため、安全な国産レモンをおすすめします。これなら皮もまるごといただけますね。
ビタミンCが豊富なレモンは、免疫力の強化・抗酸化作用・コラーゲンの生成促進・風邪予防・ガン予防などの効果があります。タバコを吸う人やストレスが多い人は、沢山のビタミンCを消費するので、レモンはそういう方々にも有効ですね。また、果物の中でも酸っぱさno.1のレモンにはクエン酸がとても豊富で、このクエン酸は、疲労のもととなる乳酸を分解してくれるため、疲れた時にはレモンをどうぞ。糖分も同時に補給できる甘いレモネードは効果的に疲れた体を癒してくれます。その他にも、高血圧を防ぐカリウムや動脈硬化の予防に効果があるルチンなども豊富に含まれています。レモンのさわやかな香りと酸味は、お料理やお菓子や飲物などいろいろと利用されていますが、塩分を控えていらっしゃる方には、お料理にアクセントを利かせるために結構有効なものです。また、アロマテラピーなどの分野でも、レモンの香り成分リモネンの効用が認められています。レモンの香りには、気分を高揚させてくれる効果があるそうです。