福招き猫ポット急須

お茶を楽しくいただきましょう。
価格:2625円(税込)
緑茶のインフルエンザ・風邪予防効果
先日緑茶カテキンのインフルエンザ・風邪予防効果について耳にしました。緑茶の茶カテキンは、お茶の葉が太陽光線に晒されることで増える成分ということで、お日様の光をたっぷり浴びて育った煎茶用の葉っぱに茶カテキンがとても多く含まれているそうです。なんと茶カテキンには風邪ウイルスの増殖を強力に抑える作用があるそうなんです。そんな茶カテキンを効率的に抽出するのは次の様にすればいいそうです。
1.沸騰するほどに高温のお湯を沸かす。
2.急須やポットにお茶っぱを入れて、その熱湯を注ぐ。
3.3分間待ってお湯呑みに注ぐ。
こうすることで茶カテキンが充分抽出されるということですよ。又、血液中のカテキン濃度はお茶を飲んでから約二時間で最高に達っするということですので、家でも職場でも、そうしていれた濃いお茶を、皆で朝昼夕方に飲んでみませんか。そうすることで一日の活動時間のほとんどの時間、体内には常に茶カテキンの効果が発揮されていることになり、風邪ウイルスから私達を守ってくれると思います。
お茶葉の減るのも早くなりますが、風邪をひくよりもずっと安上がりですから。皆さんも是非熱々のお茶を朝昼晩と欠かさずに!

==レシピ 35 五目とろろ芋==

==レシピ 35 五目とろろ芋==
材料
大和芋150g・れんこん少々・干し椎茸1枚・人参3cm・油揚げ1枚・わけぎ1本・昆布だし汁カップ1/2・干し椎茸の戻し汁カップ1/2・酒大匙1・塩小匙1/3・醤油小匙1
作り方
1.油揚げをざるにのせて熱湯をかけて油抜きをしてから2cm角に切り、戻した干し椎茸の石づきを取ってから、1cm角に切ります。人参とれんこんは薄切りにしてから銀杏切りにします。わけぎは1cmの長さに切ります。
2.鍋に昆布だし汁カップ1/2・干し椎茸の戻し汁カップ1/2を入れて、椎茸とれんこんと人参を加えて火にかけて一煮立ちさせます。
3.そこに酒大匙1・塩小匙1/3と油揚げを加えて中火で柔らかく煮ます。更にわけぎと醤油小匙1を加えて調味します。
4.鍋を火からおろして冷まし、こし器を使うなどして具とつゆを分けておきます。
5.大和芋をすりおろしてボウルに入れ、煮汁を少しずつ加えながらよく混ぜあわせ、分けておいた具を加え混ぜあわせて出来上り。

==山芋==

==山芋==
山芋は大きく分けて4種類に分けられます。
現在もっとも多く流通している『長芋』は、中国が原産地。長い棒状で、水分が多く粘りが少なく、とろろにはあまり向きませんが、千切りにしてシャキシャキとした歯触りを活かした料理に使われます。
『大和芋』は掌の様な形で、なめらかで粘りが強く、とろろにむいています。
『捏芋』は主に関西で流通しており、こぶしの様な形をしていて味が濃く、とても粘りが強い山芋です。
『自然生』は、日本原産の品種で、日本の山野に広く自生します。縄文時代から食用にされていたそうで、長さは1m程にもなり、芋が土の中の石などを避けて曲がり伸び掘り出すのは一苦労、更に収穫できるまでに3年以上かかります。そのため市場にはあまり出て来ず高価なものでしたが、最近では畑のパイプの中でまっすぐに栽
培されたものが売り出されるようにもなりました。 その形や滋養強壮作用から、別名「山うなぎ」といわれておりました。
そしてこの『自然生』が、秋に葉の付け根の部分に養分を貯えてできる小さな球状の『零余子』むかごがあります。
旬は11月〜2月、収穫してすこし時間をおいたものの方が、水分がある程度抜けて粘りが強く、灰汁も少なく糖質も増えて美味しくなります。
山芋は良質の植物性タンパク質やでんぷん、食物繊維、カリウムなどが豊富です。豊富なでんぷん消化酵素のアミラーゼは、御飯などのでんぷんを強力に消化してくれるため、胃腸にやさしく栄養の吸収を助けます。しかしアミラーゼは熱に弱い酵素ですので、あまり加熱しすぎないようにしましょう。その他ムチンという糖タンパク質のネバネバの成分は、胃壁の粘膜を保護し、たんぱく質の消化吸収を促進します。山芋には大腸ガンや便秘や糖尿病の予防、高血圧予防、消化促進、滋養強壮などの作用があります。
保存は、新聞紙に包んで、凍らせないように気を付けて冷暗所で保存することで、冬場は2ヶ月保存できます。また、切ったものは、切り口をラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。すりおろしてから棒状にして冷凍すると、必要な量を折って使えて便利です。こうして冷凍した場合には一ヶ月程もちます。
子供の頃山芋を食べた時に、口のまわりが痒くなることがありましたが、山芋の皮の付近にあるシュウ酸カルシウムの鋭利な結晶が手や口などにささってかゆみを感じるようです。この場合、皮をむいたら酢水につけてシュウ酸カルシウムを溶かしてから料理するとかゆくなることはありません。また、かゆみがおこったときには、酢水で洗うとおさまります。私も大人になって面の皮が厚くなって痒くなることもなくなってしまったようですが。
それから山芋をするときには変色防止に、金属の卸金は使わない方がいいでしょう。また、すり鉢ですりおろすことで、一層なめらかになり、消化酵素のアミラーゼの働きも促進されます。