==レシピ 112 肉抜き春巻き ==

==レシピ 112 肉抜き春巻き ==
材料
生椎茸4個・筍の水煮(中)1/2本・長葱1本・春雨20g・にんにく1片・根生姜1片・ザーサイ適宜・春巻きの皮10巻位・醤油と胡麻油各大匙1・塩・こしょう少々・サラダ油
作り方
1.生椎茸と筍を細切りにして、長葱を斜め薄切りにして、ザーサイは荒みじん切りにします。
2.春雨は熱湯に漬けて柔らかくして、4cm位に切ります。
3.にんにくと根生姜をみじん切りにして、フライパンにサラダ油大匙2を熱し、弱火で香りよく炒めます。
4.3に1と2を加えて炒め、そこに醤油と胡麻油各大匙1・塩・こしょう少々を加えて調味します。
5.4の粗熱をとってから、春巻きの皮で包んで、170度の油でカリッと揚げます。

==春巻の皮==

==春巻の皮==
ビールにはこれ!というお料理の一つに春巻きを忘れてはいけません。パリパリの皮の中に熱々の具がたっぷり詰まっていて、あの食感は素晴らしい。
春巻きの皮は強力粉と水と塩で作られます。先ずこれらの材料を柔らかく練った後で、1〜2日ねかせておきます。次に厚手の平鍋を弱火にかけて熱して、そこに寝かせた生地を円を描くように押さえ付けて、鍋に生地が薄くついたところで生地を手早く引き上げます。鍋についた生地が乾いて周囲が浮き上がってきたところで手早くはがします。鍋に焼きついた面が表になります。餃子の皮の手作りは見たことありますが、春巻の皮は知りませんでした。ちょっと素人が挑戦するには難し過ぎるようですね。
ところで春巻きって名前の通りに「春」の季節のお料理なんでしょうか。そこでその名の由来を調べて見ると、起源はやはり中国にありました。中国に伝わる習慣に「咬春」というのがあるそうです。一年間の農耕の始まりである立春、今年1年の豊作を祈り、葱、にんにく、生姜、芥子、韮、人参、竹の子、豆腐、きくらげ、もやし、えのきなどの具を春巻き皮で包んで食べるそうです。これが「咬春」という儀式ということです。な〜るほど、知れば知るほどに春巻きを食べたくなってきました。