今朝、友人の山田建築棟梁から聞いた聖徳太子堂を拝みたくなり、お昼休みに蓮馨寺まで散歩に行きました。商店街をぶらぶらと10分くらいで広小路の蓮馨寺です。境内にある水子供養のお地蔵さんの前を通って写真の太子堂へ。
聖徳太子様は昔の1万円札の御姿とはちょっと違って、若い頃の聖徳太子像ということなのでしょう。ふっくらしたお顔でした。手にしたサシガネがシンワ製なので精度はいいと思います。
また、ステンのサシガネですから雨にも錆びず安心です。
ふと横を見ると、隣を流れる源兵衛川の川の中の遊歩道へ降りる階段があるので、誘われるように降りて行きました。三島で育ち今でも住んでいる私ですが、初めてここを歩きます。噂に聞いていた通りのなかなか雰囲気の良い、癒しの遊歩道に思えます。これはいいですね。川の中のブロックの道を進んでゆくと、川沿いのお宅の裏庭から川面へ降りる階段がちらほら。昔から生活に溶け込んだ川の流れと思われます。
上流に向かい進んでいき、水源地の楽寿園までつきました。今日の夜から台風がやってくるためか、観光客はほとんどいない静かな日曜日です。
帰り道に中央水道跡公園を見に行きました。巨大な給水塔が残されていて迫力です。
小さな公園ですが、ベンチもあって、お買い物の途中に一休みするにはいいですね。ま、今日は雨なので、ベンチには腰かけませんでしたが。
井戸の手動式ポンプの所の巨大三島茶碗にはお水の中にうっすらと藻があって、まるで抹茶が入っているようにも見えます。
三嶋大社前の当店からゆっくりのんびり歩いて1時間弱のお散歩でした。
川の遊歩道は滑りにくい靴で行った方がいいと思いますが、三島の魅力を少しだけ再認識できるひとときでした。